事例別のマンション売却問題
失業したからマンション売却する!? 「遂に仕事が無くなってしまった!!編」



失業でマンション売却!?
僕のようにどんぐり拾いを仕事としている人は少ないと思うけど、残念ながら失業してしまって困っている人も多いと思うんだな。
失業して困っている人もくまった君と同じ扱いされたら気分悪いだろうなぁ…
今回は、そんな失業でマンションを売却しようかと困ってしまっている人に向けた情報を紹介していくよ!
このページではこんなことを解説しています!
☑マンション売却を避けられないか、以下を検討してみる
①住宅ローンに失業保障がついていないか確認する
②失業手当が手厚くなるかもしれないので、失業理由を確認してみる
③住宅ローンの返済について金融機関に相談してみる
☑売却を進める場合は、相場を把握するためにネット査定サービスを利用する
☑ハウス・リースバックという方法を使えば、売却後も住み続けることが可能になる
失業というピンチを乗り切るために少しでも役立てるように、色々な角度から情報をまとめていっているから、困っている人は全てに目を通していってもらいたいんだな。
場合によっては、マンション売却以外の方法も取れるかもしれないもんね。
自分のマンションがいくらで売れるのか早く知りたい!という人は、僕がおすすめするマンション査定サービスを利用してみるといいんだな。

➡イエイのマンション査定はこちらから
☆机上査定(マンションへの訪問無し)もしてくれるから手軽に利用できるのがポイント♪
マンションを査定してもらうときに、逆に不動産会社の対応をチェックして、より誠実に対応してくれるところを選ぶのがマンション売却成功のコツだよ!机上査定なら多くの不動産会社に依頼して、訪問査定の場合は3社程度を選ぶのがおすすめの利用方法♪
マンション売却を回避できないか検討してみる
失業してしまってマンション売却を考えているかもしれないけど、もしかしたらマンション売却以外の方法もあるかもしれないから、売却しないで何とかする方法がないかを考えていってみたいと思うんだな。
住宅ローンに失業保障が付いていないか確認する
住宅ローンの中には、特約として失業保障付きのものがあったりするんだ。
この失業保障特約を付けている場合は、失業後の支払い日から6ヶ月間の住宅ローン返済を保障してくれるというものなんだよね。

6ヶ月間も住宅ローンの返済をしなくていいということで、再就職活動を頑張れば何とかマンションを売却しないで乗り切れる可能性が高まるんだな。
ただし… これでカバーされる失業というのは“非自発的な失業”だけになるんだよね…
簡単に言えば、自分が望んで仕事を辞めた場合は保障の対象外になるということなんだね。
対象になるケースを具体的にあげてみるよ。
☑会社が倒産して失業した場合
☑事業所が廃止されて失業した場合
☑解雇(クビ)にされた場合
☑事業所が移転して、通勤が困難となり退職した場合
などになるんだ。
というわけで、“非自発的な失業”と言われると解雇される場合だけを考えてしまいそうなところだけど、会社側の都合で辞めざるを得なくなった場合も、対象になるんだよ。
*基本的に対象となるのは、次で解説する失業手当の“特定受給資格者”に該当する場合になります。
この失業保障特約は基本的には、会社員だけが対象になっているんだ。だけど、楽天銀行の失業保障特約に関しては会社員だけじゃなくて、自営業者や会社役員も保障対象になっているんだ。
失業保障特約を付けているというケースは少ないと思うけど、もし付いていたら大分助かるはずでマンション売却を回避できる可能性も高まるんだろうねー
失業手当が手厚くなるかもしれないから失業理由を確認する
退職理由が明確な解雇や、会社の倒産であれば失業手当が手厚くなることは知っている人が多いと思うんだな。
失業手当の待機期間3か月を待っていると、住宅ローンの支払いが厳しくなるという場合は、何とか待機期間の3カ月を無くしてすぐに失業手当を受給したいところだよね。
自己都合ではなくて、3カ月の失業手当受給の待機期間が無い場合を特定受給資格者と言うんだ。この特定受給資格者に該当すれば、マンション売却を回避できるかもしれないんだな。
実は、この特定受給資格者に、解雇や会社倒産以外でも該当すると認められることがあるんだよ!!
つまり、「自分の失業は自己都合だ…」と思っていたとしても、もしかしたら特定受給資格者に該当する可能性があるかもしれないということなんだな。
<特定受給資格者に該当する例>
☑事業所が廃止されて退職した場合
☑事業所が移転して、通勤が困難となって退職した場合
☑雇用時に締結した労働契約と、著しく相違する労働内容で退職した場合
☑給料がこれまでより85%未満に低下した場合(給料ダウンを予想できなかった場合のみ)
☑時間外労働が一定の基準より多くて退職した場合
☑上司や同僚からの嫌がらせで退職した場合
☑退職勧奨を受けて退職した場合
特に「上司や同僚からの嫌がらせで退職した場合」なんて言うのは、多くの人が自己都合退職だと思い込んでいそうな気がするよねー
以上のどれかに該当して、ハローワークで特定受給資格者と認定されれば、3カ月の待機期間無しで失業手当を受給できて、受給期間も長くなるんだ。
*特定受給資格者に該当する場合も、7日間の支給までの待機期間があります。

住宅ローンの返済について金融機関に相談してみる
ここまで紹介してきたことを検討してみても、「やっぱり返済は無理だ!」となったとしても、まだ手段はあるかもしれないんだな。
それが、住宅ローンの返済について金融機関に相談してみることなんだよね。
例えば、フラット35を扱っている住宅金融支援機構ではHP上でもこんな案内があるんだな。

*画像は住宅金融支援機構HPより。
その他の大手銀行などでも、返済が難しくなったときに相談対応をしているところは多いんだ。
ここに注意!
返済について相談をするとしても、返済の見込みが無い場合は金融機関側としても対応の仕様が無いんだ。
だから、相談するのであれば「いつごろには就職出来る予定」というある程度の見込みを伝えられるようにしたいところなんだな。大変だと思うけど、返済がいつかは再開できそうなのかという見込みを得られるように、行動をすることも大事ということなんだ。
失業でマンション売却を実際に進める
ここまで説明してきたようなことを検討しても、住宅ローンの返済が困難という場合はいよいよマンション売却を真剣に検討する必要があるんだ。
というわけで、ここからは実際に失業してマンションを売却しようとする場合にどう進めればいいのかを解説していくんだな。
STEP1 マンションの査定相場を把握する
失業を原因としてマンション売却を進めるとしても、マンションの査定相場を知らないと適切な価格で売ることが出来ない可能性があるんだ。
より高く売ってくれる不動産会社を探すという意味でも、マンションの査定相場を把握するのは大事なことなんだよね。
失業してマンションを売却を考えているということは、売却額をなるべく高くして住宅ローンを完済して、更にある程度の現金を手元に残したいところなんだな。
失業している場合は、売却額がいくらになるのかは大事なところだよね…
マンションの査定相場の把握には、ネット査定サービスを利用するのが一番簡単なんだ。おすすめのサービスを紹介しておくよ。そして、この査定依頼が不動産会社探しにも繋がってくるんだな。

➡イエイのマンション査定はこちらから
☆机上査定(マンションへの訪問無し)もしてくれるから手軽に利用できるのがポイント♪
マンションを査定してもらうときに、逆に不動産会社の対応をチェックして、より誠実に対応してくれるところを選ぶのがマンション売却成功のコツだよ!机上査定なら多くの不動産会社に依頼して、訪問査定の場合は3社程度を選ぶのがおすすめの利用方法♪
住宅ローン残債を下回る金額でしか売れない場合はどうする?
失業してマンションを売却したいけど、売却額が住宅ローン残債を下回る場合はマンション売却することが出来ないんだな。マンション売却できない、住宅ローンの返済も出来ないとなると将来的に待っているのは、裁判所を通した強制執行手続ということになるんだ。
これを避ける手段として“任意売却”という方法があるんだ。この任意売却という方法は、実際に住宅ローンの支払いが出来なくなって、金融機関から“期限の利益喪失=残債一括返済を求めてくること”があってからする手続となるんだな。
任意売却は、売却額が住宅ローン残債に届かなくても大丈夫なもので(金融機関側次第なので絶対ではない)、残った住宅ローンの返済についてもある程度柔軟に話し合うことが出来るというものになるんだ。
↓ここは任意売却を専門的に扱うところだからおすすめなんだな。


STEP2 売却を任せる不動産会社を決める
STEP1で、マンションの査定額を掴むことが出来たら、次は実際にどの不動産会社に売却を依頼するのかということになるんだな。
どの不動産会社に依頼するのか?ということだけど、失業している状態であれば出来る限り早く売却が実現できるところを選びたいところだよね。
早く売却出来るかどうかを見るポイントとしては、
☑売ろうとするマンションがある地域での営業力(売買実績がどの程度あるのか?他地域より得意としているのか?)
☑売却依頼した場合に、実際に何をしてくれるか(チラシ等の配布、自社HPへの掲載等)
をチェックする必要があるんだな。
後は担当する営業マンのやる気がどの程度あるのか、相性は合うのかということも見ていくといいんだよね。
STEP3 早く売れるように手を尽くす
無事、不動産会社へのマンション売却依頼をしたとしても、それでマンション売却が約束された訳じゃないんだ。
実際に、買い手が見つかるまでは安心することは出来ないよね。
マンション売却を不動産会社に依頼したとしても、売主であるあなたが出来ることはまだあるんだ。
それが“オープンハウス(内覧)”への協力なんだ。
オープンハウスというと、空家となったマンションを見学するイメージを持っているかもしれないけど、住みながらでもオープンハウスをすることは出来るんだよね。
マンションという高額なものを、見ないで買うのは買い手からするとリスクが大きいから、マンションを見てもらう機会をなるべく多くすることで販売促進をすることが出来るんだな。
とはいえ… 住みながらオープンハウスをするということは、抵抗を持つ人も多いと思うんだな。まあ、普通はイヤなものだよね。
そんな、イヤなことをするんだけど、買い手からすると色々なところを見たくなっちゃったりするんだ。
水回りのお風呂やトイレを見たいという人もいれば、収納を見たいという人もいたりするもんね。
どこまで見せるのかは、売り手であるあなたが決めることだから、出来る限り見せることが出来る場所を増やしたいところなんだ。

そのまま住み続けられる売却方法もあるの?
ハウス・リースバックで売却した上で、家に住み続けるという選択肢もある
実は、マンションを売却した上で、更にそのマンションに住み続けることが出来るという方法もあるんだな。
不思議に思うかもしれないけど、そんな方法を実現するのが“ハウス・リースバック”という手法なんだよね。
仕組みは非常に簡単なもので、次のようなものクマ。
①家を売る ⇒ ②不動産会社が買取る ⇒ ③売った家を賃貸で借りる
というものなんだな。イラストにするとこんな感じ。

更に、このハウス・リースバックという方法の大きなメリットしては、住宅ローンが残っていてもOKというものがあるんだ。
*状況により住宅ローンが残っている場合は利用NGの場合もあり。
失業して住宅ローンが支払えなくなったときに、マンション売却を何とか回避できないか、皆が考えるだろうね…
でも、どうしてもマンション売却を回避できない、でもマンションを売りたくない、子どもの学校を変えたくない、ご近所に知られたくない…
というときに、そのまま住み続けられる一つの可能性として残されたものがハウス・リースバックになるんだ。
失業した状態で、家賃の支払いが発生してしまうことになるけど、買取代金で手元資金に余裕が出来ればしばらくは家賃支払いに回すことも出来ると思うし、その間に何とか就職先を見つけて生活を立て直せるといいよね。


➡住みながら自宅を売却できる!
まとめ
というわけで、ここまで失業したときのマンション売却について解説してきたんだな。
最初に、失業したときにマンション売却を回避するために考えることをいくつか紹介しているから、出来ればマンション売却を回避して、生活を立て直して欲しいよね。
当たり前だけど、マンション売却と並行して再就職活動も頑張る必要があるんだ。
もしかしたら、売却依頼をしてから良い再就職先が見つかって、売却依頼をキャンセルするということもあるかもしれないし、最後まで諦めないでチャレンジ出来たらいいよねー
もし、このページを見たことが、少しでも生活再建のお役に立てば本当に嬉しいんだな。失業している中で、色々考えるのは大変だと思うけど、生活の立て直しに向けて頑張って欲しいんだな!
-事例別のマンション売却問題