マンション売却にまつわるアレコレ
マンションをリフォームして売ると得?損?徹底解説! 「リフォームは必要ない!?編」


マンションを売るのにリフォームする?
マンションを売ろうと考えているけど、築年数がそれなりになってきたマンションを売る場合はリフォームをしようかどうしようか悩むことも多いと思うんだな。
僕みたいにこれまで住んだマンションに痕跡を残したいと考える人は少ないみたいなんだけど、マンションを高く売りたいとか、早く売りたいという人は多いということなんだ。
というわけで、今回は僕がマンションを売る前にリフォームをするべきかどうかを徹底的に解説していこうと思うんだ。
このページではこんなことを解説しています!
☑リフォームすると売れやすくなる
☑売れやすくなるけど、リフォーム費用を取り返すほど高く売れることは少ない
☑壁や天井のクロス張替え程度のリフォームならしたほうが良いこともある
☑傷みが目立つマンションでも購入する人はいる
更に詳しい解説を見たい人は読み進めてみるんだ!!
と、その前にマンションをリフォームする前の現状での価値を知りたい人は、マンション査定へ申し込むといいんだ。スマホで簡単に申し込みできるから手軽なんだよ。

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マンションをリフォームしてからの売却で得するか損するかを徹底検証!
Q.マンションをリフォームすると売れやすくなるの?
A.売れやすくなる!

マンションはリフォームしたほうが売れやすくなることが多いと言えるんだ。
当たり前の話だけど、売り物である商品はキレイで見栄えが良いほうが商品価値は高くなるし、欲しがる人は多くなるんだよね。
ここまで聞くと、マンションはリフォームしてから売るのが良いと思っちゃうかもな。
でも、マンションをリフォームするかどうかは最後まで読んでから決めるようにして欲しいんだ。
Q.売れやすくなるってことはマンションをリフォームしてから売り出したほうが良いの?
A.そうとは限らない。っていうかしないほうが良いケースが多い。

マンションがキレイになれば、売れやすくなるのは間違いないことなんだな。
でも、売れやすくなることと、得するかどうかは別問題ということなんだよね…
売れやすくなるのに、得するかどうかは別問題という意味が分からないかもしれないから、ここから一つずつその理由を説明していくんだな。
得しないかもしれない理由①
リフォームにかかったお金よりも高く売れるとは限らない
リフォームに300万円をかけたとしても、そのマンションの売却価格が500万円上がるのであればリフォームをして得をしたと言えるんだ。
でも、実際のところ300万円を投資することで、500万円も高く売れるなんて保証はどこにも無いんだよね…
リフォームに300万円をかけることで、マンションが売れやすくなったとしても売却価格は200万円しか上がらなかったというケースだって十分あり得るんだ。そうなるとリフォームをして高く有利に売却できたのに、100万円のマイナスになってしまうということなんだな。
得しないかもしれない理由②
マンションの価格を決めるのは購入者ということ
マンションを売り出すのは、自分なんだから価格を決める決定権は自分にあると考えると思うんだ。
でも、実際のところマンションの価格を最終的に決めるのは購入側になるとも考えられるんだよね。
なぜかというと、もしあなたが
「リフォームに300万円をかけたから、価格は500万円アップだ!」
と言って、実際にその形で売り出したとしても、購入者が現れない限りは売れることは絶対に無いんだな。
つまり、リフォームにかけたお金を取り戻したいと思ったとしても、それを最終的に判断するの購入者側ということだよね。
高く売り出す自由はあるけど、それを購入者側が認めない限りはずっと売れ残ったままの物件ということになるんだ。
得しないかもしれない理由③
最初の売出価格で見込み通り売れるとは限らない
これは②の理由とも重なる部分になるんだ。
マンションを300万円かけてリフォームして、確実に価値が高まってとしてマンションの売出価格500万円高めに設定したとするんだ。
これで見込み通りにマンションが売れてくれれば、リフォームをして売却をしたことで200万円も得をしたと言えるんだけど…
でも… マンションは販売を開始してすぐに売れるとは限らないんだよね。
マンションを売りだしてから、数か月経過しても売れないとなると仲介をする不動産会社からも「価格を下げませんか?」という提案がされたりもするんだ。
もちろん、下げない自由も売り手にはあるんだけど、②で説明したとおり買い手が価格に納得しない限り売れることは無いんだよね…
そうこうしている内に、マンションリフォームに300万円かけたのに、価格は300万円高めというところまで落とさざるを得ない状態に陥ることも…
更に最悪なケースでは、マンションリフォームの300万円を取り返せない程の価格になってしまうことも…
つまり、マンションの売買というのは水物という面もあって、得することを見込んでいてもその通りにいくとは限らないということなんだな。
Q.じゃーリフォームは完全にしないほうがいいってこと?
A.壁クロスの張替えだけとかした方が良い場合はある

実際のところ、マンションを売るのにリフォームはしなくてもOKという場合が大多数なんだな。
それでも、ちょっとしたリフォームをしたほうが良いというケースもあったりするんだよね。
例えば、タバコを室内で吸うような家庭の場合は、壁に黄ばみがあったりするようなケースがあるんだな。
こんなときは、壁クロスを張替えするだけで、室内の印象がグッとアップするんだよ。一部屋だけのクロス張替えなら広さにもよるけど、10万円前後で出来るからこれで、マンションの印象がアップして売れやすくなるならやらない手は無いよね。
和室がある場合は、畳表替えをするだけで全体の印象がかなり明るくなるし、これも費用は安上がりだけど、とても有効なリフォームと言えるんだな。
基本的にはリフォームしなくてもOKというマンションがほとんどなんだけど、明らかな劣化が見られる場合や、内覧で見られたときにかなりの悪印象を与えると考えられる場合は、安価なリフォームをするだけならアリということなんだよね。
あくまでも安価なリフォームならアリということだから、大規模なリフォームは止めたほうが良いと思うんだよ。
壁紙や、床のリフォームを出来るだけ安くしたい場合は、下記の一括査定サービスで安くリフォームしてくれるところを探すといいんだよ。室内の臭いが気になる場合で、壁紙や床の張替えをするという場合は、複数の業者に見積もりを出してもらうと安いところが見つかりやすいんだ。


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ここに注意!
基本的にリフォームは必要ないケースが多いけど、臭いの問題はやっかいなんだ。その中でも、特に問題になるのが犬や猫を飼っていた場合の”臭い”なんだな。この臭いが染みついている場合は、簡単に取れるものでは無いんだ。そして、内覧に訪れた人が、臭いだけで購入を敬遠するということは実際に多いんだな。ペットの臭いというのは、飼い主本人は慣れてしまって気にならないかもしれないけど、他人にとってはかなりのマイナスになることがあるということなんだ。
そこで、ペットの匂いが強く染みついているような場合は、臭い除去のために必要があれば壁紙や床の張替えも検討したほうが良いケースが多いんだ。臭いで買い手を逃さないように、ペットを飼っている人で臭いが染みついている場合はリフォームを検討してみても良いかもなんだな。
Q.リフォームするかしないかの判断は自分ですればいいの?
A.まずはマンション査定をしてから不動産会社に相談してみよう

リフォームをする目的というのは、マンション売却をより有利にして得をする為のはずなんだな。
ということは、リフォームをしなくても満足の出来る価格で売ることが出来るのなら、そもそもマンションをリフォームする必要なんて無いということになるんだよね。
そこで、リフォームするかしないかを考えるにしても、まず最初にするべきことはマンションを査定してもらうことになるんだな。
査定をしてもらった上で、満足できる価格で売れそうなのであれば、わざわざリフォームをする必要はないんだよ。
査定価格に満足出来ないとしても、リフォームをすることによってどの程度の効果が見込めるのか?どの程度のリフォーム費用を用意するべきなのか?は不動産会社に相談するのが良いんだな。
このときに注意して欲しいのが、必ず複数の不動産会社に相談するということだね!
不動産会社によっては不動産会社自身がリフォーム事業をやっていたりして、不必要なリフォームを進めてきたりすることもあるんだな。不必要なリフォームを進められることが無いように、必ず複数の不動産会社に相談をして最終的にどうするかを決めるようにすると良いんだ。
Q.傷みが目立つマンションを買う人なんているの?
A.いる!

マンションを購入しようとする人たちの中には、マンションを最初からリフォーム・リノベーションをする前提で購入する人がいるんだな。
こういう人たちというのは、下手にリフォームをして価格が上がってしまったマンションは避けてしまうんだよね。
マンションの価値を高めたつもりが、避けられてしまうという笑えない状態になることもあるということなんだ。
小規模なリフォームをするくらいなら、そんなに好みにうるさい人はいないと思うけど、大規模なリフォームやリノベーションをしようとしている人は、全てを自分で考えてマンションを生まれ変わらせたいと考えているんだよね。
そんな人たちにとってはリフォームをしたマンションは購入対象外になるってことなんだ。
マンションリフォーム後の売却 まとめ
というわけで、ここまで解説したとおりマンション売却前のリフォームは多くの場合でいらないということなんだ。
ケースバイケースでリフォームをしたほうが良い場合もあるんだけど、その場合でも少額のリフォームに留めておきたいところだよね。
実際にマンションを売り出すときは、リフォームよりも掃除を入念にしたほうが良いんだ。ハウスクリーニングを頼んだとしても、マンション全室してもらっても空き室なら5~8万円程度だと思うから時間が無ければ業者に頼むのもアリなんだ。
以上これで、マンション売却時のリフォームについての解説は終わりかな?
リフォームを本当にするかどうかを考えるときの参考になったとすれば幸いなんだ。ここを見た上で、リフォームを決めた場合はそれなりに根拠があってのことだと思うから、見込み通り高く売れるといいんだな。
マンション売却が完了するまで頑張ってクマ!
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