マンション売却にまつわるアレコレ
エアコンや照明付けたままマンション売れる? 「取り外す必要はありません!!編」


エアコンや照明は取り外す必要があるの?
僕は業者に頼らずに、自分の実力でエアコンを取り外すという栄光を勝ち取りたかったんだけど、残念ながらその栄光に届かなかったんだ…
エアコンに届かなかっただけでしょ… 何が栄光だよ…
さて、問題はエアコンを取り外せない場合や、エアコンを取り外したくない場合、エアコンが必要無い場合にどうするのか?ということになるんだな。
エアコンと同じように照明もどうしようか悩むときがあるだろうねー
結論を言えば、エアコンや照明は置いていっても問題ないんだ。ただ、いくつか注意点があるからそこらへんを今回は解説していくんだな。

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マンション売却するときはエアコンや照明を置いていってもいいの?
エアコンも照明器具も置いていってOK!
マンション売却後の新しい住居で、エアコンや照明器具が用意されている場合や、新しいものを揃えたい場合はエアコンや照明器具を置いていきたいという場合もあると思うんだ。
こういったときは、基本的にはエアコンも照明も置いていってOKなんだよね。
ただ、置いていってOKとは言っても、黙って置いていってはダメなんだよ。例え、親切で置いていこうとしているとしても、置いていくものは、事前に取り決めることが必要なんだな
当たり前だけど、エアコンだって照明だって新しいものに変えたいという人だっているんだから、勝手にエアコンや照明を置いていくとトラブルになることもあるんだよね…
エアコンや照明器具を置いていく場合は”付帯設備表”に明記しておこう!
エアコンや照明を置いていく場合は、事前に明確にして書面にしておく必要があるんだ。
その時に記入する書類が”付帯設備表”といわれるものなんだよね。
ここに置いていくエアコンや照明について、記入していくんだ。
付帯設備表は不動産会社によって違うこともあるけど、業界団体が公表している書式は次のとおりになっているんだな。

*付帯設備表は社団法人全国宅地建物取引業協会連合会HPより。
エアコンとは書いてないけど、「冷暖房機」の部分に記入しておけばOKなんだ。
照明器具についても同じように記入できる項目があるんだよね。
更に、末尾部分には売り主側と買い主側の双方が署名・押印する箇所が設けられているんだ。これで、お互いが合意した上で、エアコンや照明器具を置いていったという証明になるということなんだな!
買い主側が「撤去して!」という場合もある

ここまで説明したとおり、基本的にはエアコンも照明器具も置いていってもOKなんだ。
ただし… 買い手側がそれを「いらない!」となると話は別になっちゃうけどね。
売り手側が「置いていきたい!」と考えるような事情があるのと同様に、買い手側にとっても「撤去してもらいたい!」という事情があったりするということなんだ。
こういう場合にどうなるかというと、話し合いをするしか無いよね。
基本的には買い手側が強硬に「いらない!」という場合は、余程の人気物件で無い限りは買い手側のほうが立場強いから、売り手側としては妥協してエアコンや照明器具を撤去するしか無いと思うんだな。
ちなみに撤去する場合の費用は基本的には売り手側になるんだよ。
というわけで、どんなときでも置いていってOKという訳ではないことに注意する必要があるってことになるんだな!
エアコン・照明を置いていく場合の影響Q&A
Q.マンションの査定額に影響する?
A.ほとんど影響しない。
エアコンや照明器具を置いていくんだから、それなりの価値を査定額にも反映して欲しいと思うかもしれないけど、マンションの査定額にはほとんど影響しないんだ。
おまけ程度で上乗せしてくれるケースもあるかもしれないけど、あくまでもおまけ程度だよね。
自分が買う側だとしてみれば分かりやすいと思うんだな。
例えば「エアコンと照明が付いているから+20万円になっています!」と言われたどう思うか?と言えば、「じゃー撤去してくれ」と言いたくなると思うんだ。20万円も上乗せするくらいなら、新しいエアコンと照明を買ったほうがマシだと思うことが多いってことなんだな。
Q.マンションの売れ行きには影響する?
A.直接的にはほとんど影響しない。けど、色々な意味でプラス材料になり得る。
さきほど説明したとおり、基本的にはエアコンや照明器具があったからと言っても、それが査定額に影響することはほとんど無いんだ。
それにマンションの購入するかどうかの判断材料としてエアコンや照明器具が付いていることがプラスになるか?というとほとんどならないんだよね
当たり前だけど、マンション購入の決め手は…
・立地
・住環境
・築年数
・価格
主に以上で判断されることになるんだな。
エアコンが付いているから「よし!買おう!」とはならないよね… あるとすれば、「エアコン付いてる。ラッキー!」くらいにしか思わないってことだね。
ただし…
エアコンや照明が付いていると内覧時には強い味方になってくれるんだ!
これは空き室でマンションを売る場合だけど、特に照明が付いているのと付いてないのでは、内覧のし易さが段違いに変わってくるんだな。
昼間でも曇っているときは室内が暗くなってしまったりするけど、そんなときに照明が付いていれば印象が大違いになるもんね。
特に冬なんかは夕方になると暗くなってしまうけど、そんなときでも照明があれば暗くなってからの内覧にも対応が出来て、貴重な内覧者を逃さないで対応が出来るんだよね。
エアコンは特に夏場とか、暑い中の内覧時はあると嬉しいものになるんだな。照明ほど重要度は高くないけど、それでもあれば嬉しいものであるのは間違いないんだ。
これらのメリットを活かすためには、電気を契約をしておかないといけないから月々ちょっとした出費が加算されるけど、売れる可能性を高められるかもしれないという意味では電気代を出費する価値はあるんだ。
Q.壊れたエアコン、照明器具でも置いていって大丈夫?
A.買い主がOKと言えば問題無いけど基本的には迷惑。
壊れたエアコンや照明を置いていくという場合も、”付帯設備表”の備考欄に「壊れています。」と書いておけばOKなんだ。
ただ、壊れたエアコンや照明を必要とする人はいないよね…
もし、付帯設備表に書いてあったとしても、買い手側からしたら「壊れてるなら撤去してよ!」と言われるに決まってるんだな。
常識的なマナーとして買い手側のためにも、壊れたエアコンや照明は撤去するのが望ましいよね。
そして、壊れていないとしても、あまりに古いエアコンについても、撤去しておくことをおすすめするんだな。
Q.引き渡し後にエアコン、照明器具が壊れた場合はどうなるの?
A.保証、弁償する必要は無し。
エアコンや照明器具が引き渡し後に壊れてしまったとしても、その責任を取る必要は無いんだ。
ただ、ちょっとした不具合が引き渡し前にあって、それが悪化していって壊れたというような場合は、トラブルの元になりかねないから、付帯設備表にきちんと不具合がある旨を記入しておく必要があるんだよね。
Q.エアコンクリーニングはしたほうがいいの?
A.基本しなくて良い。ただし、たばこ臭がある場合はしたほうが良いと思う。

エアコンを付けたまま引き渡す場合に、エアコンクリーニングまでしてあげる必要は無いんだな。必要だと思えば、買い手側が引き渡し後にするはずなんだ。
とはいえ、日常的に部屋でたばこを吸っているようなケースでは、エアコンにたばこ臭が染みついている可能性があるよね…
こうなると、エアコンを付けた途端にたばこ臭が広がってしまうということになって最悪だよね。
もし、これが内覧のときに起きてしまったら、マイナス印象を確実に与えることになるんだな。壁や天井などのたばこ臭対策をしっかりとしていたとしても、エアコンから噴き出すたばこ臭で台無しになってしまう可能性もあるんだ。
というわけで、たばこ臭で不快にさせるかもしれないエアコンの場合は、事前にエアコンクリーニングをしてから引き渡しすることをおすすめするんだな。
まとめ
これで、マンション売却に伴ってエアコンや照明器具を残していくかどうかの解説を終わりにするんだ。
ここまで長々と解説してきたけど、エアコンや照明器具を置いていくかどうかは自分の都合もあるとは思うけど、マンション売却というのは相手があることなんだから、買い手側の都合というのも考える必要があるということだよね。
付けていくかどうか判断に迷ったときは、売却手続きを依頼している不動産会社の担当者に聞いてみるといいんだ。ちゃんとした不動産会社ならそんなときも適切な対応をアドバイスしてくれるんだな。
まだ、マンション売却を任せる不動産会社を決めていないという場合は、こういったエアコンをどうする?なんていう細かい問題への相談にも親身に乗ってくれるところがおすすめになるよね♪
出来れば、複数の不動産会社の中から良いところを選ぶというのが良いんだ。
不動産会社選びは、マンション査定から始めるのをおすすめしているから、これから不動産会社選びをするという人に向けてネット査定サービスのおすすめも紹介しておくんだな。
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