マンション売却にまつわるアレコレ
マンションが売れるまでにはどのくらいの期間が必要? 「1日でも早く売りたいんです!!編」


マンションが売れるまでの期間目安を知りたい!
マンションを売りに出す人が気になることの一番は、多くの場合で”売れる価格”だと思うんだな。
でも、マンションを売り出した後に、住み替えなどの予定がある場合に重要になるのが”いつ売れるのか?”という人が多いんだよね。
というわけで、僕みたいに高級マンゴーをマンションの特典に用意している人は少ないと思うけど、住み替えなどの事情からマンションが売れるまでの期間を知りたい人に向けて情報を紹介していくんだ。
さっさと答えを知りたい人に向けて、いきなり答えを書いておくと… 概ね6か月程度を目安に考えておくといいんだよね。
ただし、この期間というのはあくまでも目安であって、売るマンションによって大きく違ってくることは理解しておいて欲しいんだな。
取りあえず目安だけ知れたら良いという人は、次はマンションの価値を知る為に査定してもらうといいんだよ。もっと詳しく知りたい人は、ここからちょっと長くなるけど先を読み進めてみて!

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マンションが売れるまでの期間について徹底解説!
Q.マンションが売れるまでにどのくらいかかるの?
A.目安としては6か月程度。

冒頭でも紹介したとおり、マンションが売れるまでの期間の目安としては6か月程度を考えておくといいんだ。
データとしても以下のとおり平均を取ると6か月になっているんだな。

*「アットホームの調査結果データ」より。
上の表を見れば分かる通り、一戸建てが売れるまでに11か月掛かっているのに対して、マンションは6か月と大分短いのが特徴と言えるんだな。
ただし、これはあくまでも”平均”の話になるから、注意する必要があるね。
Q.もっと早くマンションを売ることは出来ないの?
A.売却までの期間6か月はあくまでも平均なので、理想としては3か月以内の売却を目指してもOK。

先ほどの説明で売却までの期間が6か月と聞いて、「もっと早く売りたい!」と思う人もいると思うんだ。
でも、6か月というのはあくまでも平均なんだから、マンションと売り主の方針次第でもっと早く売れる可能性は十分にあるんだよね。
早期売却として目指したい目安は… 3か月以内を目指すといいんだ。
もちろん、もっと早く売れることはあるけど、3か月以内に売れたとしても十分に早期売却と言えるんだよ。特に都心や名古屋、大阪などのある程度人口が多い都市圏では早く売れる可能性が高くなるんだよね。
人口の少ない地方都市では、3か月以内の売却実現は難しい場合が多くなってくるんだな。人口の少ない地方では売り出してから半年で売れればOKくらいのつもりで取り組まないと、中々しんどい売却活動になってくると思うんだ。
Q.売り出す時期によって、売れるまでの期間が変わることはあるの?
A.基本的には関係が無い。

マンションを売り出す時期によって、売れるまでの期間に変化があるか?というと、これは基本的には関係が無いんだな。
賃貸の場合は、1~3月は貸し出すのに絶好の期間となるんだけど、マンション売却に関しては1~3月なら早く売れるということは無いんだよね。
もちろん、時期的には売りに出されるマンションも多少増えはするんだけど、この時期に買おうとする人も多少増えるくらいだから、プラスマイナスはほとんどゼロになるってことなんだな。
そもそも、賃貸と違ってマンション購入というのは買いたい人は1年を通じて、良い物件が出回らないかチェックしているんだから、時期がいつなのかは、売却までの期間にそこまで影響を与えないってことになるんだ。
Q.早く売れるマンションの条件は?
A.立地。

早く売れるマンションの条件を一つあげるとすれば、”立地”ということになるんだ。
マンションと一戸建てを比較して、マンションを購入する人というのは、マンションの立地の良さに惹かれているということが多いんだよね。そして、そのマンションの中でも立地の良いところは、当然人気物件になるんだよ。
立地の中でも、特に重要となるのが駅近かどうか?という部分になるんだ。特に都心ほどこの傾向は強くなるんだな。
都心に近くて、更に駅近というマンションであれば、売出価格にも左右されるけど売出開始から1か月程度での超早期売却だって十分あり得るんだよね。
では、立地が良くないマンションを売り出すときに、早く売りたいときはどうするのか?というと、これは価格で勝負するか無いってことになるんだ。
立地が悪い場合に「早く売りたい。高く売りたい。」は基本的には両立しないことが多いから、どちらかを諦める必要があるんだよね。
とはいえ、「早く売りたい」を諦めたからと言っても、「高く売りたい」が実現するとは限らないから難しいところなんだな…
ここに注意!
マンションの価値は立地によるところが大きいけど、交通の足として車を使うことが多い地方では都市部ほどは立地による売りやすさの差は出辛いという面はあるんだ。そのため、人口の少ない地方都市では駅近かどうかよりも、築年数や生活の利便性(買い物をする場所、学校までの距離、公園などがあるか等)が高いマンションのほうが早く売れるということはあるクマよ。
Q.「早く売れますよ!」とアピールする不動産会社は信用できる?
A.微妙かも…

不動産会社としては、マンション売却の依頼を取り付けるために色々な口説き文句を言ってきたりするんだ。
そして、「早く売れますよ!」というアピールもその一つなんだけど、早く売れるかどうかを言い切るというのはちょっと不誠実な感じがするよね…
もちろん、人気の地域で立地も良ければ早く売れる可能性は高い訳なんだけど、それも価格次第という面があって、それなりの価格で売りたいという場合は最初は強きの売出価格で様子を見るというのも必要なんだ。それなのに「早く売る」ことだけをアピールしてくる不動産会社は、「高く売る」ということを最初から放棄してしまっている可能性もあるってことなんだな。
不動産会社としては、多少売る価格が安くなったとしても、売れさえすれば仲介手数料が入ってくるんだから(逆に言えば、売れない限りは仲介手数料はゼロ)、高く売るよりも安く売ってしまってもOKという考え方をすることもあったりするってことなんだよね。
売る目的が「早く売る」ことで、高く売ることにこだわらないのであれば、問題無いかもしれないけど、そうじゃなければ要注意ってことになるんだ。早く売れるかどうかは、価格とも関連してくる問題だから、早く売れるというだけでは良い不動産会社とは言い切れないんだな。
Q.1年かかっても売れないなんてことはあるの?
A.ある。

マンションが売れるまでの期間として、1年以上というのは相当長く感じると思うけど、現実にこういったことは十分に起こり得るんだ。
でも、1年以上マンションが売れないということは、何かしらその原因があると思ったほうが良いよね。
原因として考えられるのは、次のとおりクマな。解決策も合わせて紹介するから参考にしてみて!
<相場より高すぎる価格になっている>
マンションを売り出して、3か月経っても売れない場合は価格を下げることを検討したりもするけど、頑なに価格を下げないでいるようなケースがあるんだな。
特に1社だけに依頼する専任媒介契約じゃなくて、複数の不動産会社に依頼できる一般媒介契約を結んでいる場合は、相場より高い価格で売れ残っていたりするケースがあるんだよね。
なぜかというと、不動産会社にとって他社に仲介手数料を取られる可能性がある一般媒介契約しか結んでいないお客に対して、そこまで親身に対応をしないということがあるんだな。
➡解決策は?
解決策としては、価格を相場程度に下げることを検討する必要がある。何かしら高く売らないといけない事情があるとしても、1年経過しても売れないということは今後も売れる可能性は低いと言える。そして、色々な不動産会社に依頼する一般媒介契約しか結んでいない場合は、1社に絞って専任媒介契約を結んで相場に沿った価格で売り出しをしてみる良い。
<内覧への備えが出来ていない>
住みながらマンションを売るという場合は、内覧対応がとても大事になるんだな。それにも関わらず、内覧対応がいい加減な場合は、マンションが売れ残ってしまう可能性があるんだ。
内覧対応がいい加減で、内覧を希望する連絡が来てもスケジュールの調整が出来なくて、内覧自体が出来ない。内覧に来てもらっても、まともに掃除もしてない。内覧でチェックできる場所が少なくて、水回りは内覧NGなど制限が多い… などなど。こういった内覧対応をしていると売れるものも売れないという可能性が高くなるんだよね。
➡解決策は?
内覧対応に備える。忙しい場合は、内覧に立ち会える第三者を用意したり、しっかりした掃除と、内覧できる場所を出来るだけ多くするようにする。
<たばこ臭、ペット臭が強烈>
住んでいる本人はそんなに気にならなくても、内覧に来た人にとっては嫌なのが”臭い”なんだな。
特にたばこ臭と、ペット臭に関しては抵抗を持つ人が多いから、売れるのものも売れなくなるという可能性が高くなるんだよね。
マンションを購入しようとする人からすると、買ったはいいけど臭いが取れないかもしれないって考えちゃうんだな。
➡解決策は?
たばこ臭や、ペット臭を取る為にハウスクリーニングか、リフォームを検討するのもアリ。特に臭いがきつい場合は、壁紙と床を張り替えるくらいのリフォームを施さないといけない場合もある。
まとめ
というわけで、ここまでマンションが売れるまでの期間について詳細に解説をしてきたんだな。
ここまで解説してきたように、基本的にはマンションがどのくらいで売れるのかはケースバイケースで、まったく違ってくるってことなんだよ。それでも平均的な売却できるまでの期間としては6か月と考えておくってことになるんだよね。
マンションを売り出すのに、「売れるのは遅くてもいい」という人はあまりいないと思うけど、早く売りたいのか、高く売りたいのかなどの優先順位をはっきりさせて、マンション売却をスタートさせるといいんだな。
そして、これが本当に大事なことになるけど、信頼できる不動産会社に売却を依頼するようにしないといけないんだよね。
この不動産会社選びは、マンション査定のときからスタートすると思って欲しいクマな。つまり、マンションの査定は1社だけじゃなくて、色々な不動産会社に査定をしてもらって、その対応を見極めて決める必要があるってことなんだ。
複数の不動産会社に査定してもらうことで、売り出すまではちょっと手間がかかるけど、ここで手を抜かずに不動産会社選びをきちんとしたら、マンションも早く適正な価格で売れる可能性が高まってくるんだよね。
僕のおすすめする査定サービスも紹介しておくから、マンションを早く売りたい人はぜひ利用してみるといいクマ。
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