

遠くにあるマンションはどうやって売るの?
僕に限らずだけど、色々な事情から今現在住んでいるところから遠くにあるマンションを売りたいってことはあったりするんだな。
っていうか、ハワイにマンションがあるなら早く教えてくれたら良かったのに!!
典型的なのは転勤してしまって、転勤先からマンションを売りたいという場合かな。極端な場合は海外転勤になってしまって、海外からマンションを売ろうとするケースもあるんだ。
他に考えられるのは、相続で地元にあるマンションを手に入れてしまったけど、住む予定が無いから売ってしまいたいというケースもあるよね。
結論から言ってしまえば、マンガでリーちゃんが言っている通りでマンションがある地域の不動産会社に依頼をすれば、普通に売却手続きを進めることが出来るんだ。
結論は出ているんだけど、今回は遠方のマンションを売る時の注意点などを更に詳しく紹介していくことにするんだよ。
このページではこんなことを解説しています!
☑売却依頼する不動産会社はマンション周辺の不動産会社にする
☑遠くの不動産会社を探すときは一括査定サービスを利用すると探しやすい
☑不動産会社探しは査定依頼への対応を見極める
☑マンション売却代金の決済時には、遠方まで出向かないといけない場合が多い
☑遠方の不動産会社に依頼するときは、売却活動の状況を報告する義務が生まれる”専任媒介契約”をするのがおすすめ
さっさと売却手続きを進めたいという人は、取りあえずマンション査定を申し込むとマンションがある地域の不動産会社への依頼も簡単に出来るんだよ。もっと詳しく色々知りたい人は読み進めてみて!!

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☆机上査定(マンションへの訪問無し)もしてくれるから手軽に利用できるのがポイント♪
マンションを査定してもらうときに、逆に不動産会社の対応をチェックして、より誠実に対応してくれるところを選ぶのがマンション売却成功のコツだよ!机上査定なら多くの不動産会社に依頼して、訪問査定の場合は3社程度を選ぶのがおすすめの利用方法♪
遠方にあるマンションを売る時の疑問にお答えします!
Q.自宅近くの不動産会社には依頼できないの?
A.できないことは無いけど、マンション所在地周辺の不動産会社に依頼するべき。

マンションを売るとなったら、売却が完了するまでは基本的には不動産会社にお任せすることになるんだな。
この、売却手続きを依頼する不動産会社というのは、マンションの近くにある不動産会社に依頼をするべきなんだよね。
なぜかというと、不動産会社にも営業を得意としているエリアと、不得意としているエリアがあるのが普通でマンション周辺にある不動産会社であればその点は心配ないもんね。
それに、売りたいマンションの近くの不動産会社じゃないと、内覧の案内も出来ないし、買い主側とのコミュニケーションも取り辛くなるんだよ。
というわけで、遠方のマンションを売るときはマンションの近くにある不動産会社に依頼をするのが鉄則だということになるんだな。
Q.遠くの不動産会社なんて探すのが難しいでしょ?
A.一括査定サービスを利用すると自動でマンション近くの不動産会社がリストアップされるので大丈夫。
「遠方の不動産会社を利用しろ!」と言われても、実際のところ、その不動産会社を探すのは難しいことなんだな。
自分が住んでいるところの近くであれば、不動産会社の評判や会社の雰囲気を知っていたりもするかもしれないけど、遠方となるとそういった情報はほとんど入ってこないもんね。
いくらインターネットが発達してきたとは言っても、特定の地域の特定の不動産会社の評判なんてほとんど調べることができないのが現状なんだな。
そこで、遠方の不動産会社探しで利用したいのが、マンションの一括査定サービスになるんだ。
この一括査定サービスで、マンションを査定してくれるのはマンション周辺で営業している不動産会社になるんだな。
つまり、一括査定サービスを利用することで、難しい遠方での不動産会社探しをすることが出来るということだね。
僕のおすすめの一括査定サービスを紹介しておくから、遠方での不動産会社探しをしている人はぜひ使ってみて!!

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☆机上査定(マンションへの訪問無し)もしてくれるから手軽に利用できるのがポイント♪
マンションを査定してもらうときに、逆に不動産会社の対応をチェックして、より誠実に対応してくれるところを選ぶのがマンション売却成功のコツだよ!机上査定なら多くの不動産会社に依頼して、訪問査定の場合は3社程度を選ぶのがおすすめの利用方法♪
Q.でも遠方の不動産会社はマンション内をどうやって見てくれるの?
A.中を見てもらうのが難しい場合は、取りあえず机上査定をしてもらうと良い。
一括査定サービスでマンション査定してもらうことで、不動産会社探しをすると言っても「でも、マンションは鍵かかっているのにどうやって査定するの?」と疑問に思う人もいると思うんだ。
でも、マンション査定というのは何も訪問しての査定だけじゃないんだよね。
マンション査定では、
”机上査定”と言ってマンションの中を実際に見ないで査定をしてもらう方法もあるんだ。
机上査定では、周辺の同じような物件の売買価格からある程度の相場を弾き出して査定をしてくれるというものなんだな。
実際にマンション内を見る訳ではないから、完璧な査定とは言えないかもしれないんだ…
でも、マンション内の状況というのは余程状態が悪い時にマイナス査定されるくらいで、机上査定で出てくる査定額が的外れということは少ないんだよね。
鍵を送ってマンションを見てもらうという方法もあるけど、まずは机上査定をしてもらって不動産会社側の反応を見るのをおすすめするんだ。
Q.査定をしてもらったところから、どうやって遠方の不動産会社を選べばいいの?
A.査定額が高いところではなく、対応が丁寧で細やかなところに依頼するのがおすすめ。
まず、大前提として今回のマンションは遠方にあって、不動産会社とのやり取りも電話やメールが中心になるということなんだな。
となると、連絡が遅かったり、メール内容がいい加減だったりするような不動産会社は選ばないほうが良いよね。
つまり、マンション査定を申し込むからと言っても、査定をしてもらうのが目的という訳じゃなくて、不動産会社の対応を見極めるのが目的と考えてみて欲しいんだな。
不動産会社というのは、残念ながら現状ではいい加減な業者もたくさんあるし、連絡すらもきちんと出来ないところというのも普通にあったりするんだよね。
遠方のマンションを査定してもらうことで、今回は先ほど説明した机上査定をしてもらうことが多くなると思うけど、机上査定を出してくるときのメールなどの内容をきちんとチェックして欲しいんだ。
ただ単純に査定額だけ伝えてくるような内容だとちょっと残念な感じで、その査定額の根拠や売却を進める時のアドバイスや方針なども盛り込まれたものであるといいよね。
そして、不明な点や、心配していることなどを質問してみて欲しいクマ。その質問への答えがいい加減だったり、対応に丁寧さが無い場合は、もうその不動産会社は依頼候補から外してしまったほうが良いんだ。
ここに注意!
もし、不動産会社側の対応がいまひとつと感じて、断るとしても、その時は出来るだけ悪印象を残さないようにして欲しいんだ。例えば、電話やメールで「お宅は対応が悪いから依頼しないよ!」とか言うのはNGということなんだな。
なぜかと言うと、いくら本命の不動産会社があるとしても、その本命の不動産会社だって正式に契約をしてみると対応が悪かったりするという場合だってあり得るんだよ。そんなときに、他不動産会社に乗り換えようとしても、以前に悪印象を残す形で断っていると乗り換えづらくなってしまうんだな。将来の自分の首を絞めることにも成りかねないから、例え依頼をしないとしても良い印象を与えておくに越したことは無いということになるんだ。
Q.最終的に遠方の不動産会社を選ぶ決め手は?
A.実際に担当者に会って決める。

ここまでで解説した不動産会社を選ぶ過程を一度まとめると、
☑マンションの一括査定サービスを利用する
☑まずはマンション訪問無しで査定してもらえる机上査定を利用する
☑机上査定依頼への対応が良いところを選ぶ
という形になるんだな。
これで、数社程度にまで絞って、最終的にどこの不動産会社に依頼するのか決める必要があるんだよね。
さて、最期はどうやって不動産会社を決めるのか?というと、実際に担当者に会ってみて欲しいんだ。
遠いところにあるマンションということで、会いに行くのも簡単なことでは無いかもしれないし、必ずしも会っておくことが必須という訳ではないんだけど、それでも担当者に会っておくというのは大事なことだよね。
国内なら往復で10万円もかからないと思うから、手間と費用を惜しまずに出向くことをおすすめするんだな。
このときに実際にマンション内もチェックしてもらって、机上査定ではない正式な査定もしてもらうと査定の様子や、机上査定との違いの説明などを通して担当者の対応を見ることが出来るんだな。
机上査定後に鍵を送って、中を見てもらうということも出来るかもしれないけど、担当者に会うときに訪問査定をしてもらって訪問査定の様子をチェックする形のほうが強くおすすめ出来るんだよ!!
実際に会ってみて、「この不動産会社に依頼してもいい!」と思えれば、そのまま売却手続きを依頼するといいんだよ。
ここまで慎重に不動産会社選びをしていれば、大外れということはあまり無いと思うから安心して売却手続きを任せたいところなんだな。
Q.実際に売買契約が成立したら、また遠方まで出向く必要があるの?
A.売買契約自体は郵送で可能だが、登記移転する際は原則として司法書士と会う必要があるため出向く必要があることが多い。

まず、売買契約自体は書類を郵送でやり取りすることで可能になるんだよ。
でも、売買契約を交わすのは売買手続の完了を意味する訳ではないんだな…
通常は売買契約を交わした後に買い主は金融機関に対して、正式にローン申し込みをして、ローン審査に合格してから”決済とマンションの引き渡し”という段取りが必要になるんだよね。
簡単に言えば、マンション代金の受け取りをしてその代わりにマンションを引き渡すということなんだな。
つまり、「売買契約 ⇒ 決済・マンションの引き渡し」という手順になるんだ。
ここで問題になるのが、決済後のマンションの名義変更の登記手続きになるんだよね。
登記手続きは基本的には司法書士という登記の専門家がすることになるんだけど、司法書士は登記手続きを依頼する本人と実際に会って本人確認をする義務を負っているんだよ。
つまり、司法書士に会わずに登記手続きをしてもらうことは出来ないということなんだ。
ただし、司法書士と直接会う必要があるかどうかについては、司法書士によっては身分証明書の提出と、電話による本人確認、本人限定受取郵便の送付(本人以外受け取ることが出来ない郵送方法)で遠方から出向く必要が無いように配慮してくれる場合もあるんだよね。
それに、これもまた司法書士によっては出張してきて本人確認してくれる場合もあるんだ。ただし、この場合は出張料は当然請求されることになるだよ。
もう一つ、ついでに説明しておくと”マンションの引き渡し”は、鍵を渡すことで完了することになるんだ。
Q.遠方に住んでいると不動産会社がちゃんと営業活動してくれているか不安になるんだけど?
A.不動産会社との契約内容をある方法にすれば、不動産会社は売却活動の状況を報告する義務があるから大丈夫。
遠方のマンションを売り出したときに心配になることとして、遠くの不動産会社は本当にちゃんと営業活動してくれてるの?というのがあると思うんだ。
遠方だからこそ、不動産会社から売却活動の状況についてきちんと報告を受けたいところだよね。
これに関しては、不動産会社に依頼するときの契約として”専任媒介契約”をしていれば、不動産会社は2週間に1回は売却活動の状況について報告する義務が生まれるんだ。
これに対して、”一般媒介契約”という形で契約をしている場合は、不動産会社に売却活動の状況報告をする義務も無いから、担当者が熱心で無い限りは状況を何も教えてもらえないという場合もあり得るんだよね…
なぜ、不動産会社との契約内容によってこんな差が出るのか?というと、それぞれの契約がちょっと違うものだからなんだ。
☑専任媒介契約 ⇒ 1社だけの不動産会社に依頼する必要がある。
☑一般媒介契約 ⇒ 複数の不動産会社に依頼できる。
専任媒介契約は1社だけにしか依頼できないけど、売却活動も手厚くしてもらえるという特徴があるんだよね。
実際のところ、一般媒介契約はいくらたくさんの不動産会社に依頼出来るとしても、不動産会社が本気で動いてくれない可能性が高まるからあまりおすすめは出来ないんだ。
ここに注意!
専任媒介契約では不動産会社側に2週間に1回以上の売却活動の状況報告をする義務があるんだ。でも、不動産会社によっては報告義務をちゃんと果たさないケースもあったりするし、報告してきたとしてもおおざっぱなことしか教えてくれない場合もあるんだな。
報告義務をちゃんと果たしてもらえない場合は、一度きちんとした報告をお願いした上で、それでも改善しない場合は不動産会社を変えることも検討したらいいんだよ。専任媒介契約は多くの場合で3か月の期間で契約しているから、この契約を更新しなかったら他不動産会社に乗り換えることも出来るから、報告義務をちゃんとしてくれるような不動産会社に乗り換えるといいんだな。
まとめ
以上、ここまで住んでいるところから遠くにあるマンションの売り方について解説してきたんだ。
基本的には、何度も説明している通り遠方のマンションだからと言っても、売ること自体は何の問題も無く出来るんだよね。
ただし、ここまでの解説を見てもらえれば分かる通り、遠方だからこその大変さというのはどうしても存在するんだな。遠方のマンションを売却するときに、特に鍵となるのは信頼できる不動産会社を見つけることが出来るか?という部分になると思うんだ。
この点に関しては、どうしても運の要素も入ってくるんだけど、それでも色々な不動産会社を比較することで、より高い確率で良い不動産会社に出会える可能性が出てくるからぜひチャレンジして欲しいよね。
色々な事情から、遠方にあるマンションを売却することになったんだと思うけど、このページを参考にしてもらって売却活動をぜひ成功させて欲しいんだ!というわけで、以上で遠方のマンション売却問題の解説は終わりクマーー!!
-マンションタイプ別の売却問題