
低階層のマンションを売却したい!
僕みたいにマンションを売ろうとしているけど、そのマンションが低階層で思惑通りに売れるのかどうか不安を持っている人は多いと思うんだな。
さすがに高階層とのセット売りを考えるのはくまった君だけだと思うけどね。
僕はこの解決策として、同じマンションの高階層とのセット売りをしようとしたんだけど、みんなにはリーちゃんから聞いたもっと良い方法を解説していくから安心して欲しいんだ。
結論から言うと、リーちゃんも言っている通り低階層だからと言っても、需要はそれなりにあるから売却活動も思った通りに進むことだって普通にあるんだ。その他にも色々な解説をするから、どんなことを解説するか紹介しておくよ!
このページを読むとこんなことが分かります!
☑低階層が何階までなのかという明確な定義は無いが、マンションの総階数が少なければ3階程度、多ければ5階程度までを低階層と言うことが多い
☑低階層は高階層よりは人気が無いが、中階層よりも購入したいと思う人が多い
☑低階層は災害時の安全性や、生活の利便性で選ばれることが多い
☑低階層は低階層を最初から狙っている人だけではなく、予算の都合で高階層ではなく低階層を狙う人も買い手候補になる
☑低階層は高階層と比較すると1階下がるごとに-0.5%程度は価格下落する
☑高く売るためには内覧対策に力を入れるのが重要
☑高く売るためには不動産会社選びも重要
というわけで、ここからは低階層のマンションを売るときに出来ることなどをもう少し詳しく解説していくから、これから低階層のマンションを売ろうとしている人はぜひチェックしてみて欲しいんだな。

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低階層のマンションを少しでも高く売る方法を考えてみよう!
Q.そもそも低階層って何階まで?
A.売りたいマンションの総階数にもより変わってくるので、明確な定義は無い。

マンションの低階層の部屋と一口に言っても、その定義は明確では無いんだな。
まず、1階や2階であれば問題なく低階層と言えるよね。
ところが、これがタワーマンションで総階数が35階という場合は5階くらいまでは低階層と言っても差し支えないと思うんだな。
でも、総階数が10階くらいのマンションで低階層となるとせいざい3階くらいまでを低階層と言うかなという感じになるよね。
Q.低階層を欲しいと思う人って本当にそれなりにいるの?
A.高階層と比較すれば、少ないけど低階層を狙っている人もそれなりにいる。

マンションで人気があるのは間違いなく低階層よりも高階層になるんだな。
マンションを購入する人というのは、一戸建てでは味わえない眺望の良さを求めることが多いし、特にタワーマンションではステータスとして高階層のほうが好まれる傾向があるよね。
では、低階層のマンションの需要が無いのか?というと、まったくそんなことは無いんだ。
不動産サイトのオウチーノが実施したアンケートによると、次のような結果が出ているんだ。
まず、先ほども説明した通り、高階層が断トツで人気があってほぼ半数の人が高階層に住みたいと考えていることが分かるんだな。
順当に行けば中階層が2番人気かと思うところだけど、2番人気は低階層になってるんだよね。約3割の人が低階層に住むことを望んでいることが明らかになっているね。
低階層を売りに出すことで、売却活動で苦戦すると思っている人もいるかもしれないけど、上記のデータで明らかなとおりそれなりに需要はある訳だから、悲観しないで売り出しを開始するといいんだな。
Q.低階層のマンションを購入する人の目的はなに?
A.災害時の安全性、外出がし易いなどの生活の利便性。

さっきの解説で、高階層の次に人気があるのが低階層ということがわかったね♪
なぜ、低階層を求める人がいるのかというと、それは主に次の2点になるんだな。
☑災害時の安全性を確保しやすい
☑外出がし易いなどの生活の利便性が良い
まず、災害の中でも特に地震に関して言えば、マンションの最大の弱点がエレベーターが止まってしまう可能性があるということなんだな。
地震が起きてエレベーターが止まった場合は、当然階段を使ってマンションを昇り降りする必要があるわけだけど、高層階の場合はこれは本当に地獄のように苦しい状態になってしまうんだよね…
もし水道まで止まってしまった場合は、給水車でもらった重たい水を抱えて高階層まで戻る必要も出てきて、とてもじゃないけどまともに生活できるような状態では無くなってしまうんだ。
その点、低階層なら多少は大変になるとしても、階段を使った昇り降りはそこまで苦になることはないもんね。
そして、地震などの災害が無いとしても低階層は普段の生活もとてもし易いというのも大きなメリットになるんだ。
高階層に住んでいると、ちょっとした買い物でコンビニ行くのも面倒になるようなことがあるけど、低階層なら外出も気楽に出来るんだな。特に子どもが小さい場合は、”外出し易い”というのはメリットとして大きくなるんだ。
Q.低階層のマンションはどんな人が買うの?
A.最初から低階層を狙っている人だけではなく、予算の都合で高階層から低階層に狙いを変える人も狙える。

低階層も意外と人気があることは、既に説明をしたんだな。
でも、低階層を買おうとする人は低階層を狙っている人だけなのか?というそんなことも無いんだよね。
例えば、次のような場合があるんだな。
☑高階層を買いたいけど、予算の都合で低階層を買う人
つまり、低階層というのは”低階層を狙っている人”だけではなく、”高階層を狙っている人”もターゲットになり得るということなんだ。
特に同じマンションの高階層が売りに出ている場合で、その高階層の部屋を内覧しようとするときは、同じマンションということで低階層も一緒にチェックすることはあるよね。
その時に、「低階層も意外といいかも!?」と思ってもらえたら、そのまま購入してもらえるという可能性だってあるんだな。
特に共用施設が豪華なタワーマンションなどに関しては、高階層と比較するとお得な価格にも関わらず、ゲストルームやスポーツジム、バーラウンジなどを当然利用することが出来るんだよね。
ちょっとしたセレブ感覚が味わえる共用施設を、高階層よりもちょっとお得に利用できるという点で低階層を選ぶ人もいるんだ。
Q.低階層の販売価格は高階層と比較してどのくらいに設定するといいの?
A.高階層と比較した場合、1階下になるごとに-0.5%程度は販売価格が下がると思うと良い。

低階層のマンションを売るとして、一番気になるのは一体いくらで売れるのか?ということになると思うんだな。
結論から言えば、高階層と同じ価格帯では厳しいということになっちゃうんだよね。
そして、どの程度の価格差なのか?という問題については、高階層と比較すると1階ごとに-0.5%ずつ価格が下がっていくということになるんだな。
例えば…
高階層15階の部屋が4,000万円で売りに出ているが、同じマンションの2階の部屋を売り出したい。
<計算例>
高階層の売出価格4,000万円 × 0.5% = 20万円(←1階ごとの価格差)
20万円 × 13階差 = 260万円(←15階と2階の価格差)
4,000万円 - 260万円 = 3,740万円(←2階の価格)
以上の計算例で言うと、15階が4,000万円で、2階は3,740万円ということになるんだな。
低階層でも意外と高く売れるという感じがするんだ。
でも、これはあくまでもマンション査定をするときの考え方の一つでしか無いということに注意したほうがいいよね。
当たり前だけど、買おうとする側からすると高階層が4,000万円で、低階層が3,740万円ならそんなに違いは無いと考えて高階層を選ぶことは十分にあり得るんだ。
つまり、-0.5%というのはあくまでも、一つの計算例であって、マンションによっては1階ごとに-1~-2%程度の価格調整をしないといけないという場合はあるんだよね。
また、部屋の方角や間取りにもよって違いは出てくるから、あくまでも概算を知るための方法という程度に留めておいて、正確な査定額は不動産会社に見てもらうことをおすすめするんだ。
取りあえず、査定額を見てから売るかどうかを考えたいという人は、机上査定という実際にマンションを見ないで査定してもらう方法を選ぶのをおすすめするよ。おすすめの査定サービスを紹介しておくからぜひ使ってみるといいよ!

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Q.低階層のマンションを少しでも高く売る方法は?
A.内覧対策に力を入れること。

先ほど、低階層のマンションを売る場合の査定例を紹介したけど、いくらで売り出すとしても買い手さえいれば、それでマンション売却は成立するんだ。
極端な場合で言えば、高階層と同じ価格や上の価格でも、買い手側が納得しさえすればそれでマンション売却は成立するってことだよね。
とはいえ、さすがに高階層と同じ価格帯というのは、厳しいのも事実だけど、少しでも高く売れるのが理想だと思うんだな。
そこで、低階層のマンションを売るときに気を付けることは、とにかく内覧対策に気を配るということになりそうだよね。
内覧対策というのは、次の二つに分けられるんだ。
☑内覧希望があったときに、内覧が出来るようにして、内覧のチャンスを逃さないこと
☑部屋を綺麗にすること。特に玄関、リビング、水回り
まず、マンションに住んだまま売る場合は、内覧希望があったときに立ち会う必要がある訳だけど、仕事や家庭の事情で内覧立ち合いが出来ないと、その時点でマンションを売れる大きなチャンスを逃していることになるんだよね。
仕事や過程の事情もあるかもしれないけど、大事なことは「内覧をしたい!」という希望があったときに、即座に対応できる体制を整えておくことになるんだ。
次に、いざ内覧をしてもらっても、部屋の中が片付いてなかったり、内覧できる場所が少なかったりすると、どうしても印象は悪くなってしまうんだ。
住みながら内覧をしてもらうという場合は、玄関・リビング・水回りという部分には特に力を入れて綺麗にしておくといいよね。
もし、子どもがいるという場合も、出来る限り生活臭を無くせるように片づけられるものは、目に見えない場所にどけておくといいんだ(収納もチェックしたい人はいるので、収納に物を押し込んで開けられない状態にするのはおすすめしない)。
Q.他に高く売るために良い方法は無いの?
A.不動産会社選びがとても重要。低階層のマンション売却でも力を入れて営業してくれるところを探そう。

マンション売却を進めるときに、買い主候補を探してきてくれるのが不動産会社になるんだ。
不動産会社はどこに依頼しても同じという認識でいる人も多いんだけど、どこの不動産会社にするのかでマンションの売却価格も時期も大きく変わってくる可能性は十分にあるんだよね。
低階層のマンションを売却するときの不動産会社選びは以下のように進めてみて欲しいんだ。
STEP① 適切な査定額を付ける不動産会社を選ぶ
不動産会社を選ぶときは、色々な不動産会社に査定依頼をしてみて欲しいんだ。
そして、その時の査定額について、低すぎる査定額を出した不動産会社については、選ぶのを避けるようにして欲しいんだな。その低い査定額の理由が低階層であるというだけであれば、低階層のマンションを安い価格で早く売り抜けようとする姿勢が不動産会社に見えるんだな。
また、高すぎる査定額という場合も、その根拠が曖昧な場合は依頼することは避けたほうが良いんだ。査定額が高いというのは一見すると良いことのように感じるかもしれないけど、不動産会社が依頼を獲得するために高い査定額を提示しただけという可能性があるんだな。他不動産会社よりも明らかに高い査定額を提示されたときは、低階層のマンションをどのような方針で売却活動しようとしているのか、なぜ明らかに高い査定額でも売れるかもしれないのかという根拠を聞いてみて欲しいんだ。もし、高い査定額でも売れるかもしれないという根拠があって、低階層の良さを引き出して売ってくれる不動産会社なのであれば依頼をしてみるのもいいんだな。
STEP② 担当者の対応を見る
不動産会社選びで見るべきポイントは、査定額だけでは無いんだ。特に気を付けてみたいのが担当者の対応なんだな。
避けたほうが良い担当者としては、売却依頼を得たいがためにとにかく契約をごり押ししてくるような人なんだ。契約を迫ってくるような担当者というのは、自分の営業成績を気にしすぎという場合が多いんだ。もちろん、どんな担当者だって、マンション売却を任されたいと思うのは当然のことなんだけど、そこでマンションを売るための方針や、アドバイスなどを的確にしていれば自然と売却を任されるはずなんだな。それをしないで、とにかく契約を迫るというやり方はあまり良いとは言えないんだ。
特に今回は低階層のマンションを売りたい訳だから、低階層のマンションを売るのに役立つアドバイスをしてくれたり、低階層でも安易に低価格に走らずに売れるように頑張ってくれる人を選んでみて欲しいんだな。
STEP③ 不動産会社を決めたら専任媒介契約をする
依頼をするべき、不動産会社を決めたら不動産会社との契約は専任媒介契約にして欲しいんだ。専任媒介契約というのは、1社の不動産会社だけに依頼するというものになるんだ。複数の不動産会社に依頼出来ると言う方法もあるんだけど、不動産会社に頑張って動いてもらうためには専任媒介契約を結ぶのがおすすめなんだな。
不動産会社としては、広告などで費用をかけて動いたとしても、他社に契約を持っていかれないという保証が無いと中々動きづらいものなんだ。というわけで、低階層のマンション売却を任せられる不動産会社を決めたら専任媒介契約を結ぶようにするといいんだ。
まとめ
というわけで、今回は低階層のマンションをより高く売るために出来ることや、低階層のマンション売却にまつわるあれこれを解説してきたんだな。
低階層ということで、ネガティヴなイメージを持っちゃう人も多いけど、売る上でポジティブに見れる面も多い訳だから、ぜひ少しでも高く売れるように方針を立てて売却活動をしてみて欲しいよね!!
以上で、低階層のマンション売却についての解説は終わりになるよ!あなたのマンションが早く高く売れることを祈ってるクマよ!
くまった君の解説は最初は不安だったけど、ちゃんと出来たね!!
いやー 低階層のマンション売却で困っている人のお役に立てたら幸いなんだな~
-マンションタイプ別の売却問題